幅広い製品と提案で現場の生産活動に貢献 満足度業界No.1を目指す
PROFILE
佐々木 佑仁朗 代表取締役
ゼネコンと施工会社で建設現場や管理部門、営業部門などで経験を積み、2005年に日本ポリメント工業に入社。営業に従事した後、2008年に代表取締役社長に就任。
インフラの補修や補強に関わる材料をメインに販売
私は大学卒業後にゼネコンに入社し、建設現場や管理部門、営業部門などで経験を積みました。その後、建物やトンネルなどのコンクリート構造物を修繕する施工会社で、現場監督の仕事に従事しました。2005年に父親の跡を継ぐため日本ポリメント工業に入社し、2008年より代表取締役社長を務めております。弊社は1968年5月に創業し、住宅内装壁材の原材料となる人工骨材「ポリメント」の販売をメインに行っていました。1971年から土木・建築用や産業工業用、住宅内装用など多種多様な接着剤の販売を開始します。その後、2006年からコンクリート構造物の補修や補強に関わる材料の販売に着手し、道路の橋梁やトンネル、上下水道の施設やダムなどの補修に貢献してきました。
今では補修や補強に関わる材料が全体売上の85%を占めています。販売先は、補修や補強を専門で行う施工会社様が多いです。
新たな技術やその可能性を知れるのが我々の仕事の面白み
我々の仕事の面白みは、幅広い製品を取り扱えるところだと思います。メーカー様から製品を仕入れ、主に施工会社様に販売していますが、メーカー様と異なり我々は商社ですのでさまざまな製品を取り扱えます。お客様に認めていただければ、お任せいただける商材の幅も大きく広がり、それがやりがいにつながっていきます。また我々が取り扱っている製品を通して、新たな技術やその可能性を知れるのもこの仕事の面白みです。コンクリートの補修や補強は、日々新たなやり方が生まれている分野です。画一的な正解がない分野で、さまざまな知識や経験をもとにお客様にご提案していくことができます。逆に、お客様からその施工を通してたくさん学ばせていただくことができるのもこの仕事の魅力の一つですね。
幅広いご提案で、現場の生産活動に貢献
我々がご提案した製品や工法によって、お客様の施工が上手くいったときが嬉しいですね。例えば、寒い地域での工事では、通常の地域とは異なり使用できる材料が限られてきたり、さらに夜間の限られた時間内で施工しなくてはならない場面もあります。
我々のミッションは、最終的にお客様が現場での生産活動で利益を生んでいただくことですからさまざまな状況に応じた材料の選定や納入条件から価格に至るまでお客様と仕入れ先様の間にしっかりと立ちながらサポートをさせていただくのが我々の使命だと思っています。
コミュニケーションを大切にしたチームで、満足度業界No.1へ
今後の目標は、インフラの補修や補強の分野においてお客様の満足度で業界No.1になることです。実現するためには、会社が一つの目標のために協力し合えるチームであることが大切です。スポーツのチームが勝つために努力するように、我々もコミュニケーションを大切にしながら目標を実現へ向けて邁進していきたいです。IT化やAI化が進み、変化の多い世の中ですが、今も昔も人と人とのコミュニケーションをベースに成り立っていると考えています。人と人とのつながりの上に、さまざまな効率化が成立するのです。これから会社が大きな成長を遂げるためにも、社員同士の熱いつながりを大切にしたチーム作りをしていきたいと思います。